「卒業アルバム収納テクニック」完全ガイド！マル秘ワザも注目

卒業アルバムは、学生時代の貴重な思い出が詰まった宝物。ただ年月が経つにつれ、どのようにこれらのアルバムを収納して、保管し続けるかで頭を悩ませる人も多いはず。

この記事では、卒業アルバムの収納に関する様々なテクニックを紹介。アルバムのサイズや形状に応じた収納方法、理想的な保管環境の作り方、さらにはデジタル化による新しい収納の選択肢まで、幅広い情報をまとめました。

卒業アルバム収納の基本

収納保管する場所の選び方

卒業アルバムの保管場所を選ぶ際、理想的な保管環境は、温度が約18～22度、湿度が40～60%の範囲内に保たれている場所と言われます。これは、紙製品の劣化を最小限に抑えるための標準的な条件。また、アルバムは直射日光や熱源から離れた場所に保管することが望ましいです。紫外線や高温は、写真の色褪せや紙の劣化を加速させるためです。

頻繁にアルバムを見たい時は、もちろんリビングルームの本棚やリビングテーブルの引き出しなど、手の届きやすい場所に置くと便利ですが、長期間の保管を考えるなら、やはりクローゼットの中や書斎の棚など、日常生活の動線から外れた場所が適しています。

また、アルバムの重さ考慮する必要があります。一般的な卒業アルバムの重さは約1～2kgですが、ページ数が多い場合やハードカバーの場合は、それ以上に重くなることがあります。重いアルバムを高い場所に置く場合は、落下による怪我やアルバム自体の損傷してしまう事もあるため、できれば低めの位置に置くことをお勧めします。

最後に、防虫剤や脱臭剤を使用することも一考。これらは、アルバムを害虫や意外に不快な臭いがしてしまうのを防いでくれます。

アルバムの保管方法はどうしたらいいですか？

アルバムの保管方法を決める際はアルバムの特性と保管環境の両方を考えます。

まず、アルバムのサイズに注目。一般的な卒業アルバムのサイズはA4（約21cm×29.7cm）が多いですが、中にはB4サイズ（約25cm×35.3cm）やそれ以上の大きさのものもあります。アルバムの厚みも重要で、ページ数が多いほど厚くなり、平均的な厚みは2cmから5cmの範囲です。

次に、アルバムの形状。標準的な長方形のアルバムは、ほとんどの収納スペースに適合しますが、特殊な形状やサイズのアルバムは、カスタマイズ可能な収納棚が必要です。例えば、調整可能な棚板を備えた収納家具は、さまざまなサイズのアルバムに対応できますし。棚でなくても、アルバムが倒れないようにブックエンドを使用するのもOK。

アルバム収納でニトリのおすすめ商品は？

ニトリでは、卒業アルバムを収納するのに適した多様な収納グッズを取り揃えています。例えば、アルバム専用の収納ボックスや、棚の高さを調整できる本棚などがあります。

機能性だけでなくデザイン性もなかなか良い感じで、室内のインテリアとしても活用できるのも魅力。価格帯も手頃で、1,000円から3,000円程度で購入可能です。

参考：アルバム収納（ニトリ）

無印良品のアルバム収納アイテムも紹介！

無印良品では、シンプルで使いやすい収納アイテムが豊富です。卒業アルバムを収納するためのポリプロピレン製の収納ケースや、スタッキング可能な木製ボックスなどが人気。

これらの商品は、ミニマリスト大好き！な方のインテリアにも良くマッチしますし、部屋をすっきりと見せる効果もありますね。価格は2,000円から4,000円程度で、耐久性と機能性を考慮するなら結構お手頃かも。

参考：アルバム（無印良品）

100均グッズで賢く整理するのも

100均ショップでも卒業アルバムの収納に役立つアイテムが数多く見つかります。

例えば、透明な収納ボックスや仕切り付きのケースなどがあり、これらを活用すれば、あまりお金をかけなくてもアルバムを綺麗に整理しやすくなります。もともと値段が安いので、複数種類を購入しても収納スペースに合わせて自由に組み合わせてDIYしてみるのも良いですね。

大きいアルバム収納ボックスの活用法

特に大きなアルバムを収納するためには、ボックスのサイズと機能性が大事。

まず、大きいアルバム収納ボックスのサイズに注目。一般的な大型アルバムは、サイズがB4（約25cm×35.3cm）以上のものが多いです。これらのアルバムを収納するためには、内寸が少なくとも幅30cm、奥行き40cm以上のボックスが必要。

また、アルバムの厚みに応じて、ボックスの高さも十分なものを選ぶ必要があります。一般的に、大型アルバム用のボックスは高さが15cmから25cmの範囲で設計されています。

次に、ボックスの素材と重量を考慮します。大型アルバムは重量があるため、ボックス自体も頑丈で持ち運びやすい素材であることが望ましいです。例えば、軽量ながら強度のあるプラスチック製や、エレガントな外観の木製ボックスなどがおすすめ。

プラスチック製のボックスは、平均して1.5kgから2.5kgの重さで、価格は3,000円から5,000円程度です。一方、木製ボックスは、より重く、平均で3kgから5kgの重さがあり、価格は5,000円から7,000円ぐらいな相場感です。

 

卒業アルバムをデジタル化でコンパクトに！

卒業アルバム 保管方法の新しい選択肢

卒業アルバムのデジタル化はスペースの節約やアクセスの容易さを重視する方に適しています。

デジタル化されたアルバムは、物理的なスペースを全く必要としません。これは、特に住空間が限られている場合や、大量のアルバムを保管する必要がある場合に大きな利点。デジタル化されたアルバムは、クラウドサービスや外部ハードドライブに保存することができ、インターネットがあればどこからでもアクセス可能。例えば、Google DriveやDropboxなどのクラウドサービスを利用すると、数GBのストレージスペースを無料で利用でき、必要に応じて追加のストレージを月額約100円から数百円で購入することができます。

デジタル化する際の技術的な側面にも注目。高解像度のスキャナーを使用することで、アルバムの写真や文字を鮮明にデジタル化できます。一般的なスキャナーの解像度は300dpiから600dpiが標準ですが、より高品質なデジタル化を望む場合は1200dpi以上のスキャナーを選ぶと良いでしょう。

また、デジタル化したデータのバックアップについて。クラウドサービスに加えて、外部ハードドライブやSSDにもデータを保存することで、万が一のデータ損失に備えることができます。外部ハードドライブの価格は、1TBの容量で約5,000円から10,000円程度です。

卒業アルバム データ化 ：富士フイルムのサービス紹介

富士フイルムの「写真スキャンサービス」では、卒業アルバムをデジタルデータに変換するサービスを提供。このサービスを利用することで、アルバムを高画質でスキャンし、画像データに変換できます。

変換されたデータは、DVDまたはブルーレイで提供され、大画面のテレビで楽しむことが可能です。スキャン解像度は300dpiで、アルバム1冊あたりのスキャン料金は税込6,600円。61ページを超える場合は、超過1ページにつき132円(税込)が追加されます。

サービスの利用は簡単で、注文後に送られてくる「サービスパック」（ダンボールキット）にアルバムを詰めて返送するだけ。変換されたDVDは、アルバムと一緒に宅配便で届けられます。注文からDVD送付までの期間は約13営業日です。お支払いは代金引換のみで、手数料は330円です。

受付可能なアルバムの最大サイズは外寸で34.5cm×34.5cm、最大60ページまで。

参考：写真アルバムのデジタルデータ化（富士フィルム）

卒業アルバム データ化 ：キタムラのサービスはこちら

キタムラの卒業アルバムデジタル化サービスは、思い出のアルバムをデジタルデータに変換し、長期保存できます。このサービスでは、アルバムを店舗に持ち込むことで、専門スタッフが丁寧にデジタル化作業を行います。

料金は、基本的に40ページまでのアルバムデータ化が2,980円（税込）から、ページスキャンのみの場合は追加料金として110円（税込）が片面ページ数に応じて加算される形。また、ページスキャンに加えてコマスキャン（個別写真のデジタル化）を希望する場合は、基本料金が4,980円（税込）となり、追加料金は180円（税込）が片面ページ数に応じて加算されます。

見開きA3サイズまでの様々な種類のアルバムに対応していて、ページごと、または写真1枚ずつのデータ化が可能。デジタル化されたデータはDVDに保存され、パソコンやスマートフォンで簡単に閲覧や共有ができます。スマホへのデータ転送サービスも提供されており、アルバム1冊分を1,100円（税込）でスマホに転送できるのも良いですね。

仕上がりの目安は3日から1ヶ月ですが、店舗によって納期が異なるため、詳細は各店舗にお問い合わせを。

参考：アルバムそのままDVDライト（カメラのキタムラ）

また、参考までに富士フィルムとキタムラのサービスの簡易的な比較表はこちらです↓

	富士フイルム	キタムラ
サービス内容	アルバムのページを高品質デジタルデータに変換	アルバムのページをデジタルデータに変換
料金	数千円から数万円（ページ数や画像数に依存）	料金体系は富士フイルムと同様（ページ数や画像質に依存）
データの受け取り方法	USBメモリ、オンラインストレージ	CD/DVD、オンラインストレージ
特記事項	専門機器による高品質スキャン	店舗での直接受け渡し可能

 

卒業アルバムはどのように捨てますか？正しい廃棄方法

データ化し終わったり、どうしてもやむを得ない理由え卒業アルバムを捨てなくてはいけないときに。燃えるゴミ？不燃ごみ？以上に気にするべきは個人情報です。アルバムには、自分や同級生の写真や名前など、多くの個人情報が含まれています。不当に扱われると、プライバシーの侵害や悪用のリスクが生じます。

今は連絡先などが書かれる事はほとんどないですが、念のため個人情報を含むページがないかを確認。該当ページは単に破棄するのではなく、細かく切り刻むかシュレッダー処理をするのが無難です。

アルバムのカバーやページがリサイクル可能な素材である場合、自治体のリサイクルプログラムに従って処理す。例えば、紙製のカバーやページは、紙ごみとしてリサイクルできることが多いです。しかし、プラスチックや金属製のバインダーなどは、自治体の指定するリサイクル方法に従う必要があります。

一方で、アルバムの材質によっては、特別な処理が必要な場合もあります。例えば、ビニール製のカバーや特殊な加工が施されたページは、一般のごみとして処理できないことがあります。このような場合は、自治体の指示に従い、適切な廃棄方法を確認してみて下さい。

卒業アルバムの収納方法 ここまでのまとめ

アルバムの保管方法の具体的な方法やおすすめの場所。収納グッズを売っているおすすめの店舗。そして、新たな方法としてデータ化して保管するテクニックなども紹介してきました。

最後にここまでお話した流れを、一覧にしてまとめておきます。

単にアルバムと言って、ただ収納しておくだけでは駄目で、それなりに気を使うべきポイントが多いのも分かりますね。

このあたりの収納方法が面倒だと感じる人は、後半で紹介したようなデジタルサービスもうまく活用すれば、すっきりスマートに、収納方法に気を使う事もなく管理できそうです。